引っ越し

6月28日に引っ越しをした。


昨年の12月から約半年間、妻の実家にて居候をさせてもらっていたが、二人だけの新生活をスタートさせるため、台湾旅行から帰ってきた後、3週間ほど新居探しと契約手続きに明け暮れた。


決して広くはないが、設備が充実した新築マンションに決定。人気の物件ということで空室もほとんど無くなっている状況のなか、あまりゆっくり考えていると他の人に先を越されてしまうので、内覧したその日に即決した。


家賃、管理費を含めると少し予算オーバーではあったが、相場よりは若干安く感じたし、やっぱり自分たちが気に入った部屋が一番良い。ずっと住み続けるつもりはないが、少なくとも2~3年は暮らしていくのだから。


今回の引っ越しを機に、新しい家具や家電など必要なものを買い揃えるとともに、今まで眠っていた不要なものを処分。20代前半頃まで没頭していた音楽制作のための楽器や機材も売却して、なんだか自分の人生の第1章が終わり、まさにいま第2章が始まったんだと、そんな感覚でいる。


引っ越しにあたり、1つだけ妻にお願いをしていたことがある。


家具や家電など生活必需品を揃えたあと、もし余裕があれば、憧れだった5.1chのホームシアタースピーカーが欲しい、と。1人暮らしのときもホームシアタースピーカーは持っていたが、それはサウンドバータイプの簡易的な2.1chのシステムだった。サブウーファーのおかげで、それなりに迫力のある音を楽しむことは出来たが、いわゆる映画館のようなサラウンド感や臨場感はほぼ感じられなかった。そこでリアル5.1chを実現したいと考えたのだ。


一般的な5.1chシステムを組む場合、リスニングポイントの後ろにサラウンド用のスピーカーを設置する必要があり、本体と接続するためにはテレビの前からリビングの後ろまで長いケーブルを配線しなければならず、これが大きなネックになっていた。持ち家でケーブルを天井などに固定できれば床はすっきりするが、賃貸住宅ではなかなか難しい。


この問題を解消できるホームシアタースピーカーがSONYから出ていて、ずっと気になっていた。それが「BDV-N1WL」だ。

このシステムは、本体とは別にサラウンド用のアンプがあり、本体とサラウンドアンプの間をワイヤレスで接続することができるのだ。アンプからスピーカへの配線は必要だが、本体を含めたフロント側と、サラウンド側がそれぞれ独立しているため、前述したようにケーブルがリビングを横断するようなことはない。


また、最適なサラウンド効果を得るために、最適な位置へスピーカーを配置出来れば一番良いのだが、マンションではそう上手くいかないことも多い。その点も考慮されており、付属のマイクを接続すれば、リスニングポイントを最適な音場に設定してくれる自動音場補正機能が付いている。5つのスピーカーそれぞれが、視聴位置から最適な音源位置にスピーカーを置いた場合と同じように響くように音を自動で調整する。


本体アンプはBD/DVD/CDプレイヤーも兼ねていて、他にプレイヤーを用意する必要もない。USBメモリからの音楽再生や、スマートフォン等のBluetooth接続にも対応。いろいろなメディアをストレスなく再生することができる。


ブラック系のカラーが多いホームシアタースピーカー商品の中で、珍しいホワイトのボディカラーなのも好印象。グリーンのイルミネーションも部屋の演出に一役買っている。これだけの機能が付いて、実売価格4万円台後半なら買うしかない!


というわけで買いました。

サラウンド用のリアスピーカーはベッドの柱に取り付け、邪魔な配線を目立たなくさせることが出来た。写真ではソファに隠れて見えないが、ベッドの下にサラウンド用のアンプを設置。自動音場補正機能でソファに座って聴いたときに最適な音場が再現されるように設定している。


マンションなので夜中は大きな音が出せないが、小さい音でもセリフを聴き取りやすくし、リスニングポイントの臨場感を保つことが出来る「ナイトモード」を搭載。ソファに居ると音に包まれたような感覚だが、リスニングポイントから外れると音量はほとんど気にならない。


これで映画や音楽をより一層楽しめる環境が整った。

しいて言えば、テレビを今の40インチから55インチくらいまで大きく出来たら良いかな。

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